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2018.11.08

コーポレート

「IRで地域を活性化」日経フォーラム「世界経営者会議」MGMリゾーツ会長講演

11月6日、第20回日経フォーラム「世界経営者会議」にMGMリゾーツ会長のジム・ムーレンがスピーカーとして参加いたしました。20分間の講演のタイトルは、MGMリゾーツの「企業価値と日本固有の統合型リゾート実現への挑戦」です。


ジム・ムーレンMGMリゾーツ・インターナショナル会長・CEO

(ジム・ムーレンMGMリゾーツ・インターナショナル会長・CEO、11月6日・日経経営者会議にて)


講演で焦点が当てられたのは、MGMという会社がいかにして現在のグローバルなホスピタリティ/エンターテインメント企業へと発展を遂げ、その過程においてコミュニティを大事にする価値観がいかに必要不可欠であったか、という点です。


なぜカジノを経営する企業の掲げる「コミュニティ重視」の価値観が成長に寄与したのか?それはMGMがビジネス誌Forbesの「最高の雇用主」のランキングで連続して上位にランクインしたことが端的に示してくれています。このランキングは、従業員からの直接のフィードバックを基に作成されている、働く環境の良し悪しを図る信頼度の高い指標です。2018年10月に発表された最新ランキングでは、MGMリゾーツ・インターナショナルは13位。(https://forbesjapan.com/articles/detail/23375


カジノを含む統合型リゾートを運営する全ゲーミング企業の中でトップであることは言うまでもなく、より広く、リゾート/ホスピタリティ産業の中でもずば抜けた高ランクを誇っています。


(Forbes誌「最高の雇用主」ランキングより)


この評価の高さは、ムーレンが会長・CEOに就任以来、強力なリーダーシップで推し進めてきた”One company, one culture”――「一つの会社、一つのカルチャー」という理念に基づいた改革が、具体的な効果を挙げていることを示しています。お互いにライバル関係にあった各リゾートを「MGM」というブランドの下、一つの大きなファミリーなのだという価値観を徹底して共有させるため、様々な従業員コミュニティ育成施策を実施し、同時に、各施設で共通のアメニティを導入することなどで価格競争力を付け、さらに利益率を向上させるといった、数字面での改革にも連動させることで、具体的な成果をあげてきました。


この根本にあるのは、MGMが「ホスピタリティ」企業であるという認識です。お客様を笑顔で迎えるには、その社員が心の底から笑顔になれる――つまりハッピーであることが大事です。そのためには「この会社で働くことができて幸せ」と感じられる環境整備が必要不可欠です。その証拠に、MGMの社員は勤続年数が長く「この会社の皆を家族だと感じる、会社に骨を埋めるつもりだ」と語る社員も数多くおり、おそらく日本の方が米系企業に抱くイメージとは異なる社風があります。


MGMリゾーツは、リピーター顧客の割合も高く、毎回、毎年訪れるリゾートに昔馴染みのコンシェルジュの顔があり、そのお客様のご家族の成長や、お仕事における新しい動きなどを把握し、真の意味の「おもてなし」でお迎えする…そのためには、働く社員一人一人が「MGM」というブランドを愛し、このブランドの一人の代表者としてプライドを持って仕事に取組み、MICE(Meeting, Incentive tour, Convention, Conference, Exhibition and Eventの頭文字を取った造語で、これらビジネス・イベントの総称です)からエンターテインメント、すべてのセグメントにおいて、お客様に誠心誠意接することが重要です。



これが「お客様を笑顔でお迎えにするには、まずは従業員を笑顔にすることから始まる」ことが大切な所以です。その結果として現れたのが、フォーブス誌世界の「最高の雇用主」13位という順位なのではないでしょうか。


会長のムーレンは、この「MGM」の基本理念について講演した後に、日本経済新聞の国際アジア部次長、高橋香織氏とのトークセッションに移り、より具体的に自身の経営理念と企業価値について掘り下げました。


講演後は、取材対応。まずは国際TV放送のCNBC Asiaの生中継インタビューです。


このインタビューは、こちらのリンクでご覧いただけます(英語です):

https://www.cnbc.com/video/2018/11/05/macau-will-always-be-the-worlds-largest-gaming-market-mgm-chief.html?play=1


ムーレンはCNBC Asiaのインタビュー内で以下のように語りました:

規制に関して:「日本の規制が厳しすぎるのではと(欧米を中心に金融界のアナリストからも)懸念として指摘されていることに関してですが、我々はそのようには捉えていません。私たちの観点からすれば、日本の規制とその策定過程は、非常に包括的かつ透明性が高く、思慮に富んだものであり、その結果としてのIR法と規制の枠組みが出来上がっているわけです。そのフレームワークは日本の人々と、日本に生まれるであろうIR産業全体にとってプラスのものです。この見解は我々の日本における市場規模の試算を考慮した上で申し上げていることです」。


日本企業とのコンソーシアムに関して:「MGMは(日本のIRに関して)日本企業とコンソーシアムを組むことを一番最初から主張している唯一の企業です。実際に我々は、数年に渡り多くの日本企業と会ってお話をさせていただいています。それらの企業と手を携えて行うMGMの提案は我々のMICEとエンタメ分野の強みが活かせる大規模都市圏において、魅力的なものとなると確信しています」。


また、以下の日経新聞、ならびにNikkei Asian Review記事もムーレンのスピーチとトークについて記述しています:

日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37412760W8A101C1000000/?n_cid=SPTMG002

Nikkei Asian Review

https://asia.nikkei.com/Business/Global-Management-Forum-2018/MGM-Resorts-stresses-communal-bonds-for-casino-success

ぜひご一読ください。