

2017.12.25
日本建築の至宝を探し求めて
私の楽しみは、森美術館に立ち寄り、最新の展示物を見ることです。現在、開催されているレアンドロ・エルリッヒ展の「見ることのリアル」にも同僚と一緒に行ってきました。この写真は、まるでぶら下がっているように見えますよね!日本MGMリゾーツは、森美術館のスポンサーになっており、とても光栄で嬉しく思っています。4月には「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」という展示が開催されるので、今からとても楽しみです。
VPジロー・カワカミと
日本の建築は、世界中で大きな影響をもたらしてきており、これからも、常に進化し、新たな手法で影響を与え続けること思います。たとえば、日本の庭園美は、世界に認められた景観であるとともに建築美の一つでもあります。私は日本の様々な土地を訪れ、日本の素晴らしい建築デザインを見るのが好きで、中でも、明治や大正時代に手掛けられた西洋建築には、非常に興味があります。その時代の建築家たちの西洋との出会いは、また別の興味深い話です。
2018年は、明治維新から150周年を迎える年で、それに伴った様々なイベントが予定されています。私も、明治時代の貴重な建築物を見つけたら、色々と発信してゆきたいと思っています。

大阪市中央公会堂
この写真は、赤煉瓦とネオルネッサンス様式の美しい外観を持つ大阪市中央公会堂の写真です。最近、大阪へ行った際に撮影しました。正確には1918年に竣工されたもので、大正時代のものですが、まあその時代に近いものと言ってもよいでしょう。この大阪市中央公会堂は、大阪商人の岩本栄之助氏の寄付によって建築されました。とても興味深いことに、岩本氏は米国を訪れた際に、芸術を振興する市民の責任に強い感銘を受けたそうです。日本MGMリゾーツは、「2025日本万国博覧会誘致委員会」が目指すOSAKA-KANSAI JAPAN EXPO 2025のオフィシャル・パートナーになっていますが、大阪と関西地域が素晴らしい主催者になると確信しています。
また来月にかけて日本各地を訪問しようと思っています。皆さんがご存じの最高峰の日本建築が見られるおすすめの場所があれば、是非教えてください!
日本MGMリゾーツ 代表執行役員兼社長 ジェイソン・P・ハイランド
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